足元の声
前をみて歩く
歩き続けてふと
足元を見た時
一輪の花に出会った
小さな小さな体で
まぶしく光っていた
体が震えた
前を見て歩いて
沢山の花を見落としてきたんだろうか
もしかしたら
踏みつぶした光もあったんだろうか
終わった過去
過ごした今
前をみて
足元をみなかった時間の長さ
前を向く事をやめる事は出来ない
けど
通り過ぎた花達が教えてくれる
すぐ近くの光の形
その光に照らされながら歩いていく
何処までも何処までも
いつか来る終わりまで
何処までも何処までも
遠く光り続ける花を忘れず
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